会社パソコンってどこまでバレてるの? 管理者が解説してみた

【家庭用NAS】本業情シスがHDDを選ぶ4つのポイント

システム開発メーカー勤務

家庭用NAS用HDDの選定理由を教えてほしい

上記のお悩みを解決します。

本記事の内容
  • 家庭用NAS用HDDを選定した4つの理由
本記事の根拠
  • 私は情シス勤務で、日常業務でNASの構築の経験があります
本記事を読んでほしい人
  • 家庭用NASの導入を検討している方

それでは本題に入ります。

筆者はこんな人

中小企業の小規模情シス(総員2名)勤務歴まもなく10年目。
特技はSSD換装。

トランスフォーマーや漫画が大好きなオタクでもあります。
車1台は買えるくらいトランスフォーマーに注ぎ込んできました。

職場で日経パソコンや日経コンピュータを読み漁る日々。
おかげで、最新のパソコン機器やデバイスの知識は常にアップデート状態。

私が雑誌に読みふける一方で、取引先のシステム開発メーカーの方はプログラム作成・修正に追われている。
次第に、システム開発メーカーの中堅の方を憂うようになる。

システム開発屋さんから情シスに転職したい方の手助けをするためにブログを立ち上げた。
狙うは『中小企業の小規模情シス』。

一度きりしかない人生を少しでもより良いものにしませんか?

目次

NAS用HDDの4つの選定理由

結論です。
NASにセットするHDDは、Western Digitalの『WD Red Plus』の6TBに決めました。

筆者

WD Redとの違いは、簡潔に言うと『Plusのほうが性能が高い』って考えてもらうと良いです

最後の最後まで、Seagateの『IronWolf』の6TBとで悩みました。
最終的に『WD Red Plse 6TB』に決めた理由は下記の4点です。

『WD Red Plus 6TB』に決めた4つの理由

  1. 2TBは1TBあたりの単価が高いので却下
  2. 2TBでは容量不足が懸念されるので却下
  3. WDBlueはNAS用に設計されていないので却下
  4. 6TBは1TB換算の価格も安く、6TBあれば保存容量にも余裕を持たすことができるので採用

以上、4つの理由により2択に絞りました。

  • IronWolfの6TB
  • WDRedの6TB
筆者

あとは好みの問題ですね。いや、ほんとに。

正直な意見としては、どっちも変わりはないのでしょう。
初期不良に悩まされることもあるでしょうし、ある日突然故障することもあるのではないでしょうか。

WD Red PlusはIronWolfよりも価格は高いですが、私は価格差に期待を込めました。

簡単に解説をしていきます。

2TBは1TBあたりの単価が高いので却下

  1. Western Digitalの『WDBlue』
  2. Western Digitalの『WDRed Plus』
  3. Seagateの『IronWolf』

上記の3つの料金を表にまとめました。

スクロールできます
容量 Blue
WD60EZAX-EC
Red Plus
WD60EFPX-EC
IronWolf
ST2000VN004
2TB8,020円(4,010円)15,383円(7,691円)8,200円(4,100円)
4TB9,779円(2,444円)17,162円(4,290円)15,580円(3,895円)
6TB11,920円(1,986円) 21,708円(3,618円)18,882円(3,147円)
保証2年3年3年
Amazon Amazon
2023.4にアマゾンで見た各製品の比較(価格は変更になっている可能性があります。)

()内は1TBあたりの金額を計算しています。

ご覧になって分かるように、2TBのHDDって1TBあたりの単価が高いです。

逆に、6TBは1TBあたりの単価が安くなっています。
2TBのHDDを3つ買うよりも、6TBのHDDを1つ買った方がお得って計算。

2TBのHDDは選択肢から外します。

2TBでは容量不足が懸念されるので却下

動画の保存可能時間についてご説明しておきます。
一般的に1TBで4K動画を約65時間録画可能と言われています。

下記の表をご覧ください。

4K動画の保存可能時間(目安)

容量時間
1TB約65時間(約2.7日)
2TB約130時間(約5.4日)
4TB約260時間(約10.8日分)
6TB約390時間(約16日分)
※あくまでも目安です
筆者

テレビの録画で容量が足りなくなった経験はありませんか?

2TBだと、4K画質で約130時間の録画が可能です。
しかし、一般的な映画が約2時間30分くらい。

計算してみると、約52作品の映画しか撮ることができません。
録画するのは映画だけではありませんよね?

2TBだと容量がすぐに埋まってしまう可能性があります。
それに加えて、容量には余裕を持たせて運用したいと考えるが情シスの常識です。

6TBにもなると『約390時間(約16日分)』録画可能です。

今回、私が家庭用NASを導入した目的は『iPhoneやビデオカメラで撮った動画の保存』です。
約390時間保存可能であれば、十分だと考えました。

WDBlueはNAS用に設計されていないので却下

先述した表の中にもありますが、WD Blueはメーカー保証2年です。

それに対して、WD Red PlusやIron Wolfは3年です。
今回はNASのHDDを選んでいるので、メーカー保証が短いHDDは選定から外れます。

NASを運用するうえで重要なポイントになるのが、『故障率の低さ』だと考えています。
メーカー保証が短いということは、故障が早いのでは?と感じました。

NASには使いませんが、パソコンのHDDに選択することもあります

6TBは1TB換算の価格も安く、6TBあれば保存容量にも余裕を持たすことができるので採用

今まで書いてきたことをまとめます。

  • メーカー保証が長い
  • 6TBが1TBあたりの単価が最も安い
  • 6TBあれば保存容量に余裕を持たすことができる

以上の3点から、下記に絞ることができます。

  1. Western Digitalの『WDRed Plus 6TB』
  2. Seagateの『IronWolf TB』

情シスの方でも好みが分かれると感じています。
私は仕事でもWDを選択することが多いので、迷わずに『WDRed Plus 6TB』にしました。

まとめ

私が家庭用NASに選んだHDDは、『WD Red Plus 6TB』です。

正直に言ってしまうと、IronWolfとの2択かなぁと感じています。
こればかりは好みの問題もあるので、お好きな方を選ばれると良いと考えています。以上です。

在庫確認してみる!

\34インチ湾曲ウルトラワイドモニター没入感ハンパナイ/

1000Rの湾曲ウルトラワイドモニターでグランツーリスモ7をやってみた

本業情シスの私が、厳選しまくって選んだのが湾曲率1000R34インチウルトラワイドモニター。
自分だけのプライベート空間で、圧倒的没入感を感じてみたい方には特にオススメします。

/本業情シスの私がセッティングした自慢のゲーミングルームをみてみる\

湾曲ウルトラワイドモニターの有効活用は、下記の記事もオススメ

Twitterでみんなに知らせる!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

らもさんのアバター らもさん ひとり情シス待ったなし

中小企業の小規模(総員2名)情シスに勤務して、まもなく10年目。

取引先の多忙なシステム開発メーカーを見て感じたこと。
『この人たちがうちの情シスに来たら無双できるのに・・・もったいない』

中小企業の小規模情シスのリアルを暴露しつつ、
システム開発メーカー勤務の方が安心して、情シスに転職できるポイントと注意点を全力で発信します。

目次