
dynabookをSSD換装したけど起動しないよ!どうしたらいいの?
- dynabookをSSD換装して、起動しない場合の対処方法
- dynabookをSSD換装するときの注意点
- 私は中小企業の情シス(2人部署)に勤めてまもなく10年目になります
- dynabookを無事に起動できることが期待できます。
それでは本題に入ります。
dynabookをSSD換装したけど起動しないときの対処方法
結論から申し上げます。
dynabook b65/jがリカバリーできないときは、BOOTエラーが発生している可能性があります。
BOOTエラーが発生している場合には、BIOSの設定を変更する必要があります。
BOOTエラーを起こしていると、パソコン起動後に下記のエラーメッセージが表示されます。
Insert system disk in drive. Press any key when ready...
Please check if the Boot Mode is correct in the BIOS settings.
The BIOS setting menu is launched by pressing the [F2] key after reboot.
【翻訳】\(^o^)/「安心してください(エラーメッセージ)吐いてますよ」
BOOTエラー解消方法は下記の2点です。
- HDD BOOTをオフ
- DVD BOOTをオン(DVDブート以外はオフでも良いくらいです)
エラーの原因は、不完全なSSDまたはHDDをBOOTしているためです。
つまり、HDD BOOTをオフにすることで解消します。
恐らくは、リカバリー時に失敗をしてSSDまたはHDDが不完全な状態になっていることが原因です。
パソコンからしてみたら、💻「ディスクが壊れとるのに読めるわけないやないかーい!!」って感じです。
対処手順です。



Supervisorのパスワードは設定していませんか?
パスワードが必要になりますので、設定している方は探してください。
【SupervisorでBIOS画面に入る手順】
①シフトキーを押下しながら、電源オフ
②F2キーを押下しながら、電源オン
③Supervisorのパスワード入力画面が出力されるので、パスワードを入力
④BIOS画面が起動
⑤SECURE項目中のBOOT設定を開く
⑥DVD BOOT以外をオフ
⑦リカバリーディスク1を挿入して起動
⑧東芝リカバリーサービスでリカバリー開始!
以上で、リカバリーが無事に始まりました。
SSD換装の注意点
今回、私がSSD換装したマシンは『dynabook b65/j』です。
SSD換装時の注意点をまとめておきます。


SSD換装をすることで、多少古いパソコンでも爆速化します。
少し前には、『DELL Latitude3540』をSSD換装しました。
SSD換装することで起動時間が『74.5秒』も早くなりました。
SSD換装前
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SSD換装後


『dynabook b65/j 』をSSD換装・リカバリーする前に下記の2点は必ずおさえておいてください。
- リカバリーディスクは5枚揃っているのか?
- 背面ネジを無くさないために作業スペースは確保しているのか?
簡単ではありますが、ご説明します。
\今回使ったSSDはコレ/


dynabook b65/jは、専用のリカバリーディスクが5枚必要
dynabook b65/jをリカバリーするときは、専用のリカバリーディスクが5枚必要です。
ネットで落としたWindows10のISOファイルは、使えませんので要注意です。(インストール途中で落ちます。)
リカバリーが失敗すると、電源オンしてもBOOTエラーで起動しません。
解消するためには、BIOSを変更して起動する必要があります。(くわしくは、冒頭へ)
SSD換装後にリカバリーディスク1を挿入します。
その後は、パソコンの指示通りにリカバリーディスクを挿入していくだけです。
dynabook b65/jは背面カバーを外す必要あり
dynabook b65/jのHDDは、背面ネジをすべて外して背面カバーを開ける必要があります。
背面ネジの合計は『23個』ありました。


どこを留めていたネジか分かるように、ネジがあった箇所と同じように外したネジを机に並べておきます。
位置によって長さも違うので、要注意です。
すべてのネジを外し終わったら、DVDドライブを引き抜きます。
簡単に引き抜くことができます。
DVDドライブを引き抜いたところに手を入れて、背面カバーを持ち上げて『バキッッ』と剥がします。
割れないか心配でしたが、少し力を入れる必要がありました。
背面カバーを外したら、2.5インチHDDが現れますので2.5インチSSDに差し替えて完了です。
私は仕事柄、SSD換装をした件数は累計40台は超えています。



今回のdynabookも簡単にすぐできるだろう
甘く見ていました。
しかし、背面カバーを開けなければいけないことを知り崩れ落ちました。
幸いにも、電動ねじ回しがあるので良かったです。
すべてのネジを手動で外していくのは気が遠くなります。
ネジ穴をなめてしまわないように要注意
背面ネジは小さい皿ネジです。
慎重にネジをまわさないと、すぐにネジ穴をなめてしまいます。
ネジを回すポイント
- 押す力7:回す力3
- 適切な大きさのドライバーを使う
- ネジに対して垂直にドライバーを立てる
ネジ穴をなめてしまうと取り外すのに苦労します。
正直に言って、潰してしまってからでは遅いです、あとの祭りです、後悔しても手遅れです。
私は見事にネジ穴を潰しました(爆)
なめたネジ穴がコチラ。
なめきっています。


むちゃくちゃ焦りながら速攻でググりました。
すると。
なめたネジを回すには、輪ゴムの摩擦を利用する方法があるとのことなので試してみることにしました。
ホームセンターで買ってきました。
かなり太めの輪ゴムです。



あ、ありがてぇ!キンキンにっ・・


開けてみると、かなり太いです。


ネジに輪ゴムを押し当ててドライバーで回してみます。
スカッスカッスカッ
諦めない私は、ホームセンターでネジ滑り止め液も買ってきました。



ホームセンターに行く前にダイソーにも寄ったのですが、売り切れでした。
ホムセンで350円で買えました。
『ANEX ネジ滑り止め液』


使ってみます。
なんかざらざらしたものが液体の中に混ざっています。


回してみます。
スカッスカッ・・・。
外れませ。
私が絶大なる信頼を寄せている『SSD(crucial MX500)』


私がSSD換装するときに使うSSDです。
- crucial MX500
- 2.5インチ
『crucial MX500』には、2TBや1TBもラインナップがあります。
私がメインで使っているのは、250GBと500GBです。
500GBあれば十分だと感じています。
SSDを選ぶなら、『crucial MX500』で間違いないかなぁと感じています。



SSD換装に挑戦してみようかなぁ
という方は、『crucial MX500』をオススメします。
家に眠っているパソコンをSSD換装して、目覚めさせてみませんか?以上です。
\今回使ったSSDはコレ/

